電験三種 平成25年度(2013) 法規 問6 過去問解説

問6 《電気設備技術基準の解釈(高圧の過電流遮断器の性能)》
次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」に基づく,高圧又は特別高圧の電路に施設する過電流遮断器に関する記述の一部である。 a.電路に(ア)を生じたときに作動するものにあっては,これを施設する箇所を通過する(ア)電流を遮断する能力を有すること。 b.その作動に伴いその(イ)状態を表示する装置を有すること。ただし,その(イ)状態を容易に確認できるものは,この限りでない。 c.過電流遮断器として高圧電路に施設する包装ヒューズ(ヒューズ以外の過電流遮断器と組み合わせて1の過電流遮断器として使用するものを除く。)は,定格電流の(ウ)倍の電流に耐え,かつ,2倍の電流で(エ)分以内に溶断するものであること。 d.過電流遮断器として高圧電路に施設する非包装ヒューズは,定格電流の(オ)倍の電流に耐え,かつ,2倍の電流で2分以内に溶断するものであること。 上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ),(エ)及び(オ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
  1. (1) (ア)短絡,(イ)異常,(ウ)1.5,(エ)90,(オ)1.5
  2. (2) (ア)過負荷,(イ)開閉,(ウ)1.3,(エ)150,(オ)1.5
  3. (3) (ア)短絡,(イ)開閉,(ウ)1.3,(エ)120,(オ)1.25
  4. (4) (ア)過負荷,(イ)異常,(ウ)1.5,(エ)150,(オ)1.25
  5. (5) (ア)過負荷,(イ)開閉,(ウ)1.3,(エ)120,(オ)1.5
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正解は(3)
解説
【考え方】高圧・特別高圧の過電流遮断器(電流が流れすぎたら切る装置)に求められることを、順に確かめます。 ポイント:電気設備技術基準の解釈 第34条。包装ヒューズは 1.3 倍に耐え 2 倍で 120 分以内に溶断。非包装ヒューズは 1.25 倍に耐え 2 倍で 2 分以内に溶断。 ■1 切る力 (ア) 短絡(ショート)で動く遮断器は、そこを流れる短絡電流を切れる力が必要です。→ (ア) 短絡 ■2 表示 (イ) 動いたあと、開いているか閉じているか(開閉状態)がわかる表示が必要です。→ (イ) 開閉 ■3 包装ヒューズ (ウ)(エ) 定格電流の 1.3 倍では切れず、2 倍の電流なら 120 分以内に切れるものです。→ (ウ) 1.3、(エ) 120 ■4 非包装ヒューズ (オ) 1.25 倍では切れず、2 倍の電流なら 2 分以内に切れるものです。→ (オ) 1.25 答えは(3)ピヨ。
出典:平成25年度(2013) 第三種電気主任技術者試験(電気技術者試験センター)法規 問6