第二種電気工事士 令和8年度(2026) 上期 問5 過去問解説

問5 《電気の基礎(三相交流)》
図のような三相3線式200 Vの回路で,c−o間の抵抗が断線した。断線前と断線後のa−o間の電圧Vの値[V]の組合せとして,正しいものは。
問5の図
  1. イ 断線前 116 断線後 116
  2. ロ 断線前 116 断線後 100
  3. ハ 断線前 100 断線後 116
  4. ニ 断線前 100 断線後 100
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正解はロ
使う公式
Y結線の1相の電圧 $V = \dfrac{V_{\text{線間}}}{\sqrt{3}}$(V:1つの抵抗にかかる電圧[V]、$V_{\text{線間}}$:電線と電線の間の電圧[V]、$\sqrt{3} \fallingdotseq 1.73$) 同じ抵抗2つの直列 電圧は半分ずつに分かれる
解説
【考え方】3つの抵抗が点 o で1つにまとまった形を、Y結線(スター結線)といいます。断線の前と後で、形がどう変わるかを見ます。 ■1 断線前:つり合ったY結線 解説の図 3つの抵抗が同じなので、つり合っています。 1つの抵抗にかかる電圧は、線間電圧の $\dfrac{1}{\sqrt{3}}$ です。 $V = \dfrac{200}{\sqrt{3}} = \dfrac{200}{1.73} \fallingdotseq 116\,\mathrm{V}$ ■2 断線後:2つの抵抗の直列 解説の図 c−o 間には電流が流れません。残るのは a → o → b の、R 2つの直列です。 ここに a−b 間の 200 V がかかり、同じ抵抗なので半分ずつに分かれます。 $V = 200 \div 2 = 100\,\mathrm{V}$ 答えは(ロ)ピヨ。
出典:令和8年度(2026) 第二種電気工事士試験(電気技術者試験センター)上期 学科試験 問5