電験三種 令和元年度(2019) 機械 問12 過去問解説
次の文章は,太陽光発電システムに関する記述である。
太陽光発電システムは,太陽電池アレイ,パワーコンディショナ,これらを接続する接続箱,交流側に設置する交流開閉器などで構成される。
太陽電池アレイは,複数の太陽電池(ア)を通常は直列に接続して構成される太陽電池(イ)をさらに直並列に接続したものである。パワーコンディショナは,直流を交流に変換する(ウ)と,連系保護機能を実現する系統連系用保護装置などで構成されている。
太陽電池アレイの出力は,日射強度や太陽電池の温度によって変動する。これらの変動に対し,太陽電池アレイから常に(エ)の電力を取り出す制御は,MPPT(Maximum Power Point Tracking)制御と呼ばれている。
上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ)及び(エ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
- (1) (ア)モジュール,(イ)セル,(ウ)整流器,(エ)最小
- (2) (ア)ユニット,(イ)セル,(ウ)インバータ,(エ)最大
- (3) (ア)ユニット,(イ)モジュール,(ウ)インバータ,(エ)最小
- (4) (ア)セル,(イ)ユニット,(ウ)整流器,(エ)最小
- (5) (ア)セル,(イ)モジュール,(ウ)インバータ,(エ)最大
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正解は(5)
解説
【考え方】太陽電池の小さい単位から大きい単位への並びと、パワーコンディショナのはたらきを思い出します。
太陽光発電の組み立て:セル(1枚の電池)→ モジュール(セルを並べたパネル)→ アレイ(モジュールを並べたもの)
■1 (ア)(イ) 太陽電池の単位
太陽電池のいちばん小さい単位は、セルです。→ (ア) セル
セルを直列につないで1枚のパネルにしたものが、モジュールです。→ (イ) モジュール
モジュールを直並列にしたものが、アレイです。
■2 (ウ) 直流を交流に変える装置
直流を交流に変える装置は、インバータです。→ (ウ) インバータ
整流器は、逆に交流を直流にします。
■3 (エ) MPPT 制御
MPPT 制御は、日当たりや温度が変わっても、いつも最大の電力を取り出す制御です。→ (エ) 最大
答えは(5)ピヨ。
出典:令和元年度(2019) 第三種電気主任技術者試験(電気技術者試験センター)機械 問12