電験三種 平成22年度(2010) 法規 問7 過去問解説
次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」における,地中電線路の施設に関する記述の一部である。
a.地中電線路を暗きょ式により施設する場合は,暗きょにはこれに加わる車両その他の重量物の圧力に耐えるものを使用し,かつ,地中電線に(ア)を施し,又は暗きょ内に(イ)を施設すること。
b.地中電線路を直接埋設式により施設する場合は,地中電線は車両その他の重量物の圧力を受けるおそれがある場所においては(ウ)以上,その他の場所においては(エ)以上の土冠で施設すること。ただし,使用するケーブルの種類,施設条件等を考慮し,これに加わる圧力に耐えるように施設する場合はこの限りでない。
上記の記述中の空白箇所(ア),(イ),(ウ)及び(エ)に当てはまる語句又は数値として,正しいものを組み合わせたのは次のうちどれか。
- (1) (ア)堅ろうな覆い,(イ)換気装置,(ウ)60[cm],(エ)30[cm]
- (2) (ア)耐燃措置,(イ)自動消火設備,(ウ)1.2[m],(エ)60[cm]
- (3) (ア)耐熱措置,(イ)換気装置,(ウ)1.2[m],(エ)30[cm]
- (4) (ア)耐燃措置,(イ)換気装置,(ウ)1.2[m],(エ)60[cm]
- (5) (ア)堅ろうな覆い,(イ)自動消火設備,(ウ)60[cm],(エ)30[cm]
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正解は(2)
解説
【考え方】暗きょ式は「火事への備え」、直接埋設式は「うめる深さ」がポイントです。
覚えるポイント:地中電線路 暗きょ式は耐燃措置か自動消火設備、直接埋設式は重い物が通る所 1.2 m以上・その他 0.6 m以上
■1 (ア)(イ) 暗きょ式
暗きょ式(トンネルのような所に電線を通す方法)では、火事が広がらないようにします。
電線に耐燃措置(燃えにくくする工夫)をします。→ (ア) 耐燃措置
または、暗きょの中に自動消火設備を付けます。→ (イ) 自動消火設備
「換気装置」は火事を防ぐものではないので、合いません。
■2 (ウ)(エ) 直接埋設式
直接埋設式(土に直接うめる方法)では、車などの重さがかかる所は 1.2 m 以上の深さにうめます。→ (ウ) 1.2 m
そのほかの所は 0.6 m 以上です。→ (エ) 60 cm
答えは(2)ピヨ。
出典:平成22年度(2010) 第三種電気主任技術者試験(電気技術者試験センター)法規 問7