電験三種 平成27年度(2015) 機械 問18(b) 過去問解説

問18(b) 《情報(ICメモリの種類)》
(選択問題:問17または問18のどちらか1問を解く) 次の文章はコンピュータの構成及びICメモリ(半導体メモリ)について記述したものである。次の(a)及び(b)の問に答えよ。 (b) 主記憶装置等に用いられるICメモリに関する記述として,誤っているものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
  1. (1) RAM(Random Access Memory)は,アドレス(番地)によってデータの保存位置を指定し,データの読み書きを行う。RAMは,DRAM(Dynamic RAM)とSRAM(Static RAM)とに大別される。
  2. (2) ROM(Read Only Memory)は,読み出し専用であり,ROMに記録されている内容は基本的に書き換えることができない。
  3. (3) EPROM(Erasable Programmable ROM)は,半導体メモリの一種で,デバイスの利用者が書き込み・消去可能なROMである。データやプログラムの書き込みを行ったEPROMは,強い紫外線を照射することでその記憶内容を消去できる。
  4. (4) EEPROM(Electrically EPROM)は,利用者が内容を書換え可能なROMであり,印加する電圧を読み取りのときよりも低くすることで何回も記憶内容の消去・再書き込みが可能である。
  5. (5) DRAMは,キャパシタ(コンデンサ)に電荷を蓄えることによって情報を記憶し,電源供給が無くなると記憶情報も失われる。長期記録の用途には向かず,情報処理過程の一時的な作業記憶の用途に用いられる。
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正解は(4)
解説
【考え方】EEPROMは、電気で消去・書きこみができるROMです。消すときは、読むときより高い電圧をかけます。 (1) RAM は番地を指定して読み書きするメモリで、DRAM と SRAM があります。正しいです。 (2) ROM は読み出し専用で、ふつうは書きかえられません。正しいです。 (3) EPROM は、強い紫外線を当てると中身を消せる ROM です。正しいです。 (4) EEPROM は電気で消去・書きかえができます。 そのときは、読み取りのときより高い電圧をかけます。「低くする」は誤りです。 (5) DRAM はコンデンサに電荷をためて記憶し、電源が切れると中身が消えます。作業用の一時的な記憶に使われます。正しいです。 答えは(4)ピヨ。
出典:平成27年度(2015) 第三種電気主任技術者試験(電気技術者試験センター)機械 問18(b)