電験三種 平成28年度(2016) 法規 問5 過去問解説

問5 《電気設備技術基準の解釈(蓄電池の保護装置)》
次の文章は,「電気設備技術基準の解釈」における蓄電池の保護装置に関する記述である。 発電所又は変電所若しくはこれに準ずる場所に施設する蓄電池(常用電源の停電時又は電圧低下発生時の非常用予備電源として用いるものを除く。)には,次の各号に掲げる場合に,自動的にこれを電路から遮断する装置を施設すること。 a 蓄電池に【(ア)】が生じた場合 b 蓄電池に【(イ)】が生じた場合 c 【(ウ)】装置に異常が生じた場合 d 内部温度が高温のものにあっては,断熱容器の内部温度が著しく上昇した場合 上記の記述中の空白箇所(ア),(イ)及び(ウ)に当てはまる組合せとして,正しいものを次の(1)〜(5)のうちから一つ選べ。
  1. (1) (ア)過電圧 (イ)過電流 (ウ)制御
  2. (2) (ア)過電圧 (イ)地絡 (ウ)充電
  3. (3) (ア)短絡 (イ)過電流 (ウ)制御
  4. (4) (ア)地絡 (イ)過電流 (ウ)制御
  5. (5) (ア)短絡 (イ)地絡 (ウ)充電
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正解は(1)
解説
【考え方】大きな蓄電池は、異常が起きたまま使うと発熱や発火につながります。覚えるポイントは「自動で電路から切り離すのは、過電圧、過電流、制御装置の異常、(高温形は)内部温度の著しい上昇」です。 ■1 (ア) 電圧の異常 電圧が高くなりすぎたとき、つまり過電圧のときです。 充電しすぎると電池が傷むからです。→ (ア) 過電圧 ■2 (イ) 電流の異常 電流が大きくなりすぎたとき、つまり過電流のときです。→ (イ) 過電流 「地絡」(電気が大地へ漏れること)や「短絡」(ショート)は、この条文の言葉ではありません。 ■3 (ウ) 装置の異常 充電や放電をコントロールする、制御装置が故障したときです。→ (ウ) 制御 答えは(1)ピヨ。
出典:平成28年度(2016) 第三種電気主任技術者試験(電気技術者試験センター)法規 問5